特定保健指導

特定健康診査を受診した後は、その結果によって、「特定保健指導」を受けていただくことになります。特定保健指導には「情報提供」「動機付け支援」「積極的支援」の3種類があります。

受診方法

法定対象者

40歳以上74歳以下(75歳の誕生日前日まで)となる被保険者及び被扶養者(任意継続被保険者及びその被扶養者を含む)、かつ1年間を通じて健康保険に加入している方のうち、特定健康診査の結果が一定基準(※特定保健指導対象者の選定方法を参照)に該当した方

実施方法

被保険者(任意継続被保険者含む)

動機付け支援・積極的支援ともに、健康保険組合が委託契約している特定保健指導実施業者3社より1社を「対象者による選択」にて実施します。
専門スタッフが、対象者の所属する拠点を訪問して初回面談を実施し、その後、(職員個人の)電話及びメール又は手紙による継続支援及び評価を実施します

委託業者が拠点を訪問するのは初回面談時のみとなり、継続支援及び評価は、電話、メール又は手紙によって行われます。

任意継続被保険者は自宅等にて初回面談を行います。

被扶養者

動機付け支援・積極的支援ともに、特定健康診査の受診日から約2ヵ月後に特定保健指導利用券を健康保険組合が交付します。

特定健康診査受診券(セット券)にて特定健診を受診した場合は、健診実施当日に特定保健指導の初回面談を受診できる場合があります(実施可否は受診機関により異なります)。

「特定保健指導利用券」による受診場所

契約している全国約50,000カ所の健診機関で受診することができます。受診できる機関は、健康保険組合連合会の特定健診等実施施設検索システムでご確認ください。

パスワード入力画面では、ご加入の健康保険組合名欄に日本年金機構保険者番号を入力し、「検索画面に入る」ボタンをクリックし、ご希望の健診機関を検索してください。
(対象機関は、集合契約「Aタイプ」及び「Bタイプ」どちらも利用できます。)

ホームページが閲覧できない場合には、居住地区近郊の実施機関リストを送付いたします。電話又はFAX で①氏名 ②被保険者証の記号・番号 ③郵便番号 ④住所 ⑤連絡先を健保組合までご連絡ください。

特定保健指導対象者の選定方法

ステップ1(前提条件)

腹囲とBMIで内臓脂肪蓄積のリスクを判定

腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上

腹囲はA未満だが、BMIが25以上

※BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

ステップ2(追加条件)

健診結果及び質問票より追加リスクをカウントする

①血糖 空腹時血糖100mg/dl以上、またはHbA1c(NGSP値)5.6%以上

②脂質 中性脂肪150mg/dl以上、またはHDLコレステロール40mg/dl未満

③血圧 収縮期血圧 130mmHg以上または拡張期血圧85mmHg以上

④喫煙歴あり(①~③のリスクが1つ以上該当する場合のみカウント)

ステップ3

ステップ1、2から保健指導レベルを下記の表によりグループ分け

腹囲 追加リスク 喫煙暦 対象
①血糖 ②脂質 ③血圧 40歳~64歳 65歳~74歳
≧85cm(男性)
≧90cm(女性)
2つ以上該当 積極的支援 動機付け支援
1つ該当 あり
なし 動機付け支援
上記以外で
BMI≧25kg/㎡
3つ該当 積極的支援 動機付け支援
2つ該当 あり
なし 動機付け支援
1つ該当

特定保健指導対象者を選定するポイントである、高血圧、糖尿病、高脂血症で服薬治療中の方は、医師による指導と重複を避けるため特定保健指導の対象にはなりません。

情報提供 動機付け支援 積極的支援
各検査数値の意味や、生活上の注意点などに関する情報提供がなされます。 原則として初めに医師・保健師・看護師などの面接を受け(またはグループディスカッション)、半年後に生活習慣が改善されたかどうかについての評価を受ける、というものです。 医師・保健師・看護師・管理栄養士などと面談し日常生活を分析したうえで、腹囲や摂取カロリーなどについて具体的な目標を設定します。そして、3カ月から半年にわたって電話・Eメール・手紙などによる継続的な指導を受けながら生活習慣の改善に取り組み、目標達成を目指す、というものです。

特定保健指導の流れ